はかりのレスキュー隊 株式会社 ワーク衡業 WORKSCALE CO.,LTD メニュー お問い合わせ
0120-809-994
営業時間
8:30~17:30
お問い合わせ

山のぼり 2014 秋

山

07_tozanlogo_top006 6

07_tozanlogo06
07_tozanlogo66

涸沢岳   奥穂高岳   吊尾根
- KARASAWA DAKE -  -OKUHOTAKA DAKE -     - TSURIONE -  
 
季節は移り秋。次に目指すは上高地・穂高。

長野県西部に位置し、北アルプス (飛騨山脈) の
谷間にある標高約1,500mの景勝地です。
 
07_tozan5_kara001
 
今回は紅葉のベストシーズン。
色とりどりの野山を楽しむ "テント泊登山" を 3泊4日で臨みます。
のんびりと秋の草花を鑑賞しつつも
後半は上級者向けの登山コースを渡ります (^ ^;)
体力に自信が無いとチョット厳しくなりそうですね。

さぁ。 それでは出発しましょうか!
 

 
今回の登山コースはこちら↓
07_tozan5_kara002
 
 
1日目  鹿骨 → さわんどBT (バスターミナル) → テント泊
2日目  さわんどBT → 上高地BT → 河童橋 → 徳沢 → 横尾 → 涸沢テント泊
 3日目  穂高岳 → 涸沢岳 → 奥穂高岳 → 吊尾根 → 前穂高岳 → 岳沢ヒュッテ テント泊
 4日目  穂高岳 → 涸沢岳 → 奥穂高岳 → 吊尾根 → 前穂高岳 → 岳沢ヒュッテ テント泊
 
 

07_tozanlogo_day1
 

 07_tozan5_kara003

 

 

 

鹿骨を昼12:00に出発。
走ること約4時間、長野県松本市に入りました。

あらら。 ポツポツと残念なお天気が 登山部を出迎えます。 

 

07_tozan5_kara004
 

 07_tozan5_kara005 

 

程近くにある 立ち寄り温泉にきました。
どうですか 湯船に浸かりながらこの景色!

 

 07_tozan5_kara006

日が暮れてきました。

ささやかな宴の始まりです。


ここで山男の「なるほど」な知恵を発見!
野宿用ライトの使い方を見てください。


琥珀色の液体燃料(笑)にライトをあてると
室内照明のように、なんとも柔らかく優しい光が
照らし出されます。


フラッシュなしで撮影するとよくわかりますね^^

 

 07_tozan5_kara008

 07_tozan5_kara009

 

 

 07_tozan5_kara010 
メニューは何かな。 気になります

 

  07_tozan5_kara011

 夜な夜な野外で 「なめこ汁」 を食す男たち。 まるで妖怪

 

 07_tozan5_kara007

 

 

 07_tozan5_kara012

 テント近くの足湯でビール。 極楽!極楽!

 

 
 
 
 

07_tozanlogo_day2
< ルート B >
 
 

 07_tozan5_kara014 

 

早朝6:00前
「さわんどバスターミナル」を後にして
バスに乗り「上高地バスターミナル」まで
やってきました。

朝もやに包まれ、とても神秘的です。

 

 

 

「上高地バスターミナル」 は
キャンプ場やロッジが集まる場所にあり
また、散策道や登山口の入口にもあたるため
朝からたくさんのバスが発着します。 

 

 07_tozan5_kara015

 

 

 

 07_tozan5_kara016

売店も朝早くからオープン

 

 07_tozan5_kara017

朝食を買いました

 

07_tozan5_kara018

こちらは長野名物 おやき

 

07_tozan5_kara019 

 

あたりはまだ薄暗く
陽が完全に昇りきらないうちから出発です。

 07_tozan5_kara020

 

 

07_tozan5_kara021

上高地を代表する 梓川 (あずさがわ)

 

 

07_tozan5_kara022

「河童橋」 からスタート。ここに戻るのは2日後です。

 

 07_tozan5_kara023

 

 

07_tozan5_kara024

 

07_tozan5_kara025

 


07_tozan5_kara026 

 07_tozan5_kara027 

 ・・・やっぱり 触りたい

 07_tozan5_kara028

  (なでなで)

 

 

 

 07_tozan5_kara029

 

 07_tozan5_kara030 
 

 07_tozan5_kara031 

葉っぱが真ん丸の 愛らしい樹を見つけました。

 

 07_tozan5_kara032 07_tozan5_kara033

07_tozan5_kara034  07_tozan5_kara035

07_tozan5_kara037  07_tozan5_kara038

 

 07_tozan5_kara036

 


07_tozan5_kara039 


 

 07_tozan5_kara040 

スタートから1時間。明神に到着しました。

 

 07_tozan5_kara041

これから徳沢に向かいます。

 

 07_tozan5_kara042 07_tozan5_kara043 07_tozan5_kara044

 

 

07_tozan5_kara045 07_tozan5_kara046

スタートから約2時間。 梓川に沿って歩いてきました。
澄み渡る水がなんとも綺麗です。   この辺りは水質も良く、
あちらこちらにワサビ沢が点在します。

 

 07_tozan5_kara047

 07_tozan5_kara048 

氷壁の宿 徳澤園
氷壁とは井上靖の小説「氷壁」に登場する宿のことです

 

 07_tozan5_kara049

 これから横尾に向かいます

 

07_tozan5_kara050 07_tozan5_kara051

07_tozan5_kara052 07_tozan5_kara053 07_tozan5_kara054

 

 07_tozan5_kara055

 

 07_tozan5_kara056 07_tozan5_kara057 07_tozan5_kara058

 

 

 07_tozan5_kara059

 

 

 07_tozan5_kara060

横尾大橋は 吊り橋なんですね。

 

 07_tozan5_kara061

 07_tozan5_kara062


橋を渡って10分ほど。そろそろお昼にしましょうか。 時刻は11:40です。

07_tozan5_kara063 

このセットは登山必須グッズですね

 07_tozan5_kara064 

お。 湧いた 湧いた

 07_tozan5_kara065

山だと茹で時間は何分かな

 07_tozan5_kara066

 橋を渡る人を眺めながらの調理


07_tozan5_kara067 

じゃ~ん

 07_tozan5_kara068 

持参したカット野菜

 07_tozan5_kara069 

 

 07_tozan5_kara070 

 

 07_tozan5_kara071

食後のコーヒーまで


07_tozan5_kara072 

 

写真左端に見える人の姿から、岩々の大きさがわかります。

 07_tozan5_kara073

大自然での昼食はいかがですか

 07_tozan5_kara074

・・・ん?


どこかの登山者が怪我をしてしまったようです。 大丈夫かな・・・

07_tozan5_kara075 

救助隊が駆けつけています

 07_tozan5_kara076 

足の背負でしょうか

 07_tozan5_kara077 

 1時間足らずでヘリが到着

 07_tozan5_kara078

間近で見る救出。すごい迫力です

 

何度登っても、山は常に万一を考えて臨まなければなりません。 決して他人事とは思わず身を引き締めます。

 


 

 

 07_tozan5_kara080 

 
 

一口に緑色と言っても
こんなに色とりどり。
秋の緑は美しいですね!

写真中央にかすかに
見える白い塊は残雪です。

 07_tozan5_kara079 


奥穂高岳を代表する「涸沢カール」

07_tozan5_kara081

 

 
 

 

 

 

14:30 涸沢カールに到着しました。
カールとは 圏谷 のこと。
"氷河の浸食によって椀状にえぐられた谷" の意です。

 

「涸沢の紅葉見ずして穂高を語ることなかれ」 と
語られるほど涸沢は日本屈指の紅葉の名所。
この時期は全国各地から登山者が涸沢に押し寄せます。

 

(← 今年は紅葉が早かったため、見ごろの一番のピークが外れて
しまいました。  うむむ 残念・・・。   それでもこのテントの数です!)

 

 

 07_tozan5_kara084 

 07_tozan5_kara085 

よーく見たら

おサルさんがいました


涸沢ヒュッテで まずは休憩しましょう

07_tozan5_kara082 

※ ヒュッテは山小屋のことです。

 

 07_tozan5_kara086 

07_tozan5_kara087

スタートから9時間。時刻は15:30です。
お疲れサマのビールをいただきましょうか。

 


でも 今日の宿はヒュッテではなく テント泊です。

   

 07_tozan5_kara083 

 07_tozan5_kara088 

07_tozan5_kara089

色とりどりのテントは まるで紅葉のようです。

 テントの底は岩だらけのようですが・・・ 痛くないのかな?


07_tozan5_kara090 

真っ暗になる前に、自炊の支度を整えておきます。

 07_tozan5_kara091 

 


夕刻から陽が落ちるまではあっという間。

07_tozan5_kara093 

時刻は18:00。     昇り始めた月が幻想的です

 07_tozan5_kara092


07_tozan5_kara094 

ここでもボトル&ライトが大活躍

 07_tozan5_kara095 

あ! クラムチャウダーだ

 07_tozan5_kara096 

 温め方にも工夫がいっぱい

 07_tozan5_kara097

今日は満月です 

 
07_tozantent
 
20時前には夕飯も片付きました。 テントの外は、静寂と闇が広がるばかり。

明日に備えて今日は早めに休みましょう。今日も1日お疲れ様でした。
 

07_tozanlogo_day3
 

  
 07_tozan5_kara098

 

おはようございます。

只今 早朝5:20


空が明るくなってきました。

07_tozan5_kara099 

5:50

 07_tozan5_kara101 

 6:00

 07_tozan5_kara100

7:00

 07_tozan5_kara103 

5:40 起こそうと思ったら、

すでに朝食の準備が始まっていました(笑)

 

 07_tozan5_kara104

この抜けるような青空!今日もいい日になりそう

07_tozan5_kara102

他の登山者さんたちも、テントを片付ける手際が見事です。

 

07_tozan5_kara105

山ガールたち。

出発前のルート確認でしょうか^^

 

 

 07_tozan5_kara106  07_tozan5_kara107
今日は涸沢岳 ・ 奥穂高岳 を目指します
 07_tozan5_kara108  07_tozan5_kara109

 07_tozan5_kara110 

 

 07_tozan5_kara111

 

07_tozan5_kara112

 

 07_tozan5_kara113

 

07_tozan5_kara114

 

 07_tozan5_kara115

 

下を見ないようによじ登ります

07_tozan5_kara116

 

 07_tozan5_kara117

am11:00 山頂3,110mの涸沢岳に到着です

 

 07_tozan5_kara118

07_tozan5_kara119

 

これから奥穂高岳、そこから吊尾根を通って
前穂高岳に向かいます。
ここからは上級者コースの登山路。
切り立つ岩場をよじ登り、急斜面と道なき道の連続です。

気を引き締めて臨みましょう。

07_tozan5_kara122

 

 

 07_tozan5_kara123

映画のワンシーンのようですね

 

07_tozan5_kara121

 

 07_tozan5_kara120

 

07_tozan5_kara125

涸沢岳から1時間半。 12:30 奥穂高岳に到着しました

 

 07_tozan5_kara126

山頂に穂高神社の嶺宮が鎮座し 登山者を見守ります

 

07_tozan5_kara124

3,190mの奥穂高岳は日本第3位の山

 

 07_tozan5_kara126a

(離れて眺めると、すごく 「山のてっぺん」 加減 がわかりますね) 笑

 

 

07_tozan5_kara128

奥穂高を後にし、前穂高岳へ

 

 07_tozan5_kara127

これから約2時間強かけて、険しい吊尾根を渡ります

 

07_tozan5_kara129

小さなミスや気の緩みで谷底に叩き落される危険な登山路です

 07_tozan5_kara132

こんな急斜面! 岩壁を歩く というか、這うというか

 

07_tozan5_kara134 07_tozan5_kara133

鎖が無い所もあるそうデス      (怖すぎる・・・)

 

後日談で聞いたのですが、軽装でも渡るのが厳しいこの岩壁を
ワーク衡業登山部メンバーは、テントも担ぎ、食料も担ぎ、たいそうな大荷物を
背負っているので、ちょっと体勢を変えるだけで荷物が岩に当たり
自分が押し出されてしまいそうになることがあるそう。

かなり恐怖な 「おっとっと」ですね    (^_^;)タラーリ

後ろを振り返ったり、足元を確認したりの動作は ゆっくりがゆっくりが肝心です。
吊尾根は、ベテランでも滑落事故を起こすことがある難所。 気を抜けません。

 

 07_tozan5_kara135 

 けれど、険しければ険しいほど美しい・・・

 07_tozan5_kara136

ゆっくりしている時間はありませんが、荷物を下ろして少しだけ休憩します

 

07_tozan5_kara137 

15:00 紀美子平に到着

 07_tozan5_kara138 

 

 07_tozan5_kara139 

 険しい重太郎新道を通り 「岳沢」 に向かいます

 07_tozan5_kara140

 

 

07_tozan5_kara141 15:40 岳沢ヒュッテまで あと少し

 07_tozan5_kara142

 険しい岩肌から 可愛い葉が

 

 

 07_tozan5_kara143

ここにも秋の色彩。 癒されます

 

 

 07_tozan5_kara144 

 

16:10 岳沢パノラマに到着しました。
今晩は岳沢ヒュッテにテントを張ります。

今日は険しい山路の連続だったので
肉体的に精神的にヘトヘトになりました。
(精根尽き果て、もう写真を撮る余力ナシ) 笑

登山部のみなさん 本当にお疲れ様でした。
ゆっくり休んで下さい 

 

<登山でテントに泊まる>

今回の登山は連日テント泊。
山小屋も利用できるのに、あえてテントに泊まるのは
山の季節・息吹を直に感じながら寝るという、まさに「登山の醍醐味」 だからです。

テントはレンタルできるとこともありますが、ワーク衡業登山部たちは
各々自分たちでテントを担ぎ山に入ります。
そこに食料や備品も合せると、 それはそれは大きく重たい荷物になります。
慣れていない人は、背負っただけでクタクタになる程。
山の男のすごさがわかりますね。

さて、 このテント。 いくら「自分たちでテントを組み立てて泊まる」 と言っても
勝手気ままにテントを張ることは出来ません。
ヒュッテ(山小屋)のある場所で、テントを張れるエリアをお借りし
幕営料を支払います。 ( "バクエイ" とはテントを張る という意味です)
山小屋を利用しなくても、水を使わせて頂いたり トイレをお借りしたり。
施設を管理・運営してくださっている団体へ支払うものです。

山でテントを張る機会があれば、この「幕営料」を是非忘れずにいてくださいね。

 

 


07_tozanlogo_day4 

 

 07_tozan5_kara146 

 AM 6:00 おはようございます

 07_tozan5_kara147

岩でゴツゴツしてるけど、これで本当に寝れているのかな・・・(笑)

 

 07_tozan5_kara148

 07_tozan5_kara149 

 07_tozan5_kara150

 

 07_tozan5_kara151 

 

登山部メンバーも早起きですが、
さらに早起きな登山者2人組がいました。

後ろを歩いているのは女性のようです。
男性と変わらない大きさの荷を背負っていますよ。

07_tozan5_kara152

岳沢ヒュッテで、朝食を自炊します

 

 07_tozan5_kara153

 今日の朝ゴハン。 何だったのでしょうか^^

 

 07_tozan5_kara155

 

 07_tozan5_kara156 

 07_tozan5_kara167

 07_tozan5_kara158

 07_tozan5_kara163

 

 07_tozan5_kara160

 07_tozan5_kara161 

 07_tozan5_kara162

 

07_tozan5_kara159

 07_tozan5_kara172

 07_tozan5_kara171

 

 

 07_tozan5_kara165

 

 

昨日とは打って変わり、今日はのんびり 秋の野花を堪能しながらの下山です

07_tozan5_kara157

 07_tozan5_kara170

 07_tozan5_kara166

 

07_tozan5_kara168

 

 07_tozan5_kara173

 07_tozan5_kara164 

 07_tozan5_kara169

 

 07_tozan5_kara174

 

 

 

AM9:45 岳沢名所 「風穴」 までやってきました。

07_tozan5_kara186 

天然クーラーと書いてあります

 07_tozan5_kara187 

ここの岩穴から冷たい風がピューっと

 07_tozan5_kara188 

 ほんとだ。 冷たい 冷たい。

 

07_tozan5_kara175

 

 07_tozan5_kara176 

もうすぐ河童橋ですよ!

 07_tozan5_kara177  

 

 07_tozan5_kara178

 

07_tozan5_kara179 

 すた すた (あ、おさるさん)

 07_tozan5_kara180 

すた すた すた (サルの人対応が普通すぎる)

 07_tozan5_kara181

すた すた すた すた (知らんぷりん)

 

07_tozan5_kara182 


 

 07_tozan5_kara183

「梓川」 出発前と下山後では見え方は違うかな?

 

07_tozan5_kara185

 07_tozan5_kara184

 

07_tozan5_kara189  

  

河童橋まで帰ってきました!
みなさん無事の下山、本当にお疲れ様です。

まずはご褒美を堪能して下さい。

 

 07_tozan5_kara190

河童橋名物 『カッパもなか』

 07_tozan5_kara191

裏にちゃんと焼印が

 

 07_tozan5_kara192 

ふと見てみたら木の根に
ヘビが隠れていました。
オレンジ色がまたキョーフ感
たっぷりです。

 

 

そこは好奇心旺盛なワーク登山部
恐る恐る近づいて

アップで撮っちゃう

 07_tozan5_kara193

 

 

12:30 さわんどバスターミナルの駐車場で
自家用車を引き取り、いよいよ帰途につきます。

途中 白骨温泉に寄って身体を癒しましょう。
(今回3泊4日間、お風呂に入れませんでしたので) ^^


みなさん お疲れ様でした。

 07_tozan5_kara194

 
<山のぼり 2014 秋 おしまい>

2014年10月10日