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研修旅行 2012 -ホーチミン編-
ベトナムは南北に細長く伸びる国で、
北部(ハノイ) ・ 中部(ダナン) ・ 南部(ホーチミン)
の三地方に大きく分けられます。
その歴史を一言で言うと
『支配と支配から逃れるための歴史』。
戦争に翻弄(ほんろう)された国といっても過言ではありません。
紀元前から約1000年間中国に支配されていた時代あり、
中世ではランス統治下(植民地)の時代あり、
近代では、大戦中の日本の進駐や、戦後フランスの再侵略 …等々。
ベトナム戦争では、米軍にも激しく攻められました。
1975年4月にベトナム戦争が終了するものの、
その後また中国に侵略されます。
ベトナムの成り立ちを紹介するだけで胸が痛みますね・・・
ようやく現在の長閑(のどか)な姿に落ち着いたのは、
1991年中国と国交正常化が宣言されてから。
ベトナム国民の性格は
「日本人に比べておおらか。 そして忍耐強くケチん坊。
でも、弱い立場の人には一際優しい」 と言われています。
長期的な人生計画をあまり立てないタイプが多い と言われるのも、
戦争で一瞬にしてすべてを奪われてきた辛い歴史が
そんな国民性を作り上げたのかも知れませんね。
ベトナムに興味が深々と湧いてきたところで
さぁそれでは ワーク衡業の海外研修「ベトナム・ホーチミン編」行ってみましょう!
只今、空港内警備中!
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しかも→ |
成田空港にて 出発前 K・Y
※念のため
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今回は「ベトナム航空」を利用します。 ベトナム航空は全員初めて! ワクワクしますね。
(CAさんは美人かな。 …じゃなくて! 機内食美味しいかな~)
ということで機内食のチョイスはこちらです。
海外旅行が今回初めての新人E君。 機内食美味しく食べられたかな?
出発した当日の深夜遅くに、ホーチミン市に無事到着。 初日は移動で終了です。お疲れ様でした。
滞在中は、ホテル「エクストリアル」に宿泊。
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~ホテルの朝食~
← ベトナム名物「フォー」
唐辛子の入れすぎに注意! |
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ベトナム滞在中に何度かフォーを食べることになりますが、ホテルの このフォーが一番美味しかったようです。 |
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朝食後は、ホーチミン市郊外の 「ミトー」 へ出発。
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これぞベトナムの醍醐味!通勤バイクの数に圧倒されますね |
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← この車はなんでしょう。 |
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ホーチミン市の「善良タクシー」→
この番号なら乗っても安心なタクシーです。 |
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一行はミトーに到着。メコン川クルーズを楽しみます。
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クルーズガイドのMr.SAOさん。
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キマってます!
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ゆったりとしたメコン川の風景です。 |
しばし日本を離れ 2人は何を思うやら
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コン川ジャングルクルーズに出発する前に |
巣から直接ハチミツを失敬し、試食させてくれました。 |
ここでベトナムのお茶 「蓮茶」を試飲します。 | ||
新鮮なライムを絞り、
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はちみつを入れ、
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蓮の実やマンゴー等のドライ |
まずは香りを楽しみましょう。 |
食い逃げした後に ・・・いえいえ、試食を堪能した後に 先ほどのカニさんが美味しそうに変身 |
↑ スゴイ@@;これはお酒でしょうか。 …怖すぎて飲めない(笑) |
★ベトナム名物のココナッツキャンディ。 家内工場を見学させてもらいました。
1 ココナッツは割って中の
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2 圧をかけてココナツの
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3 搾取されたココナツエキスと
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4
よく練られた飴は、型に
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5 小さくカットした飴を手作業でオブラートに包装。
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おっと!
ひそかに活躍する
そうです ワーク衡業は
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どれどれ このハカリは合格かな? ベトナムの研修視察 |
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お土産市場の一角で、ベトナム民謡のサービス。 |
ベトナムは果物が実に豊富です。 <後列> 左から、 ランプータン ・ タオ ・ マンゴー
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まだ若いドリアンのようにも見えますが 町中のあちこちに ごく普通にぶら下がっています(食ナイデ)
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海外旅行初体験のE君、 日本から消毒液を持参!
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E君 衝撃のドラゴンフルーツ 見た目はすごく美味しそうなのに
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現地の女の子。 |
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いよいよこれから小舟に乗り換えて、ジャングル・クルーズに出発です。 | |
船頭さんへのチップは2万ドン(約80円)。
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ベトナム傘(ノンラー)がよく似合ってます
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ランチタイムにはツアーの名物料理を堪能します。 | |
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← エレファント・フィッシュ メコン川で養殖されているお魚です。 日本語では「象耳魚」とのこと。 (なるほど~) 本日の昼食は、ツアー名物料理でもある このエレファント・フィッシュをいただきます! |
これが調理後のエレファント・フィッシュ。 立てたまま卓上に運ばれます。 |
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なんと、身をほぐす時も立てたまま。 日本もお魚をよく食べる国ですが、 この発想には驚きです。 |
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エレファント・フィッシュは
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これがベトナムのビール |
これはなんでしょう。 |
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「?」 もちろん食べ物。
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えっ?ここで切るの?
まるで爆発するんじゃないか!
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思いのほか かなりの空洞(笑)
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この丸いお料理は |
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おなかがいっぱいになったところで、ぶらりと町を散策。 |
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ハンモッグでお昼寝する市民 (ハンモッグは3枚1000円で売っていました)
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大きなガジュマルの樹
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ベンタイン市場 売り子さんはほとんどが女性です。 |
バスでホテルに戻る間、窓からバイクを観察します。 |
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女性ライダーの平均的なスタイル
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雨ガッパはハンドルまですっぽり被せるタイプ |
なんとお子様用シートまで |
首の日焼け防止兼用かな |
スーツ姿でもビシっと |
マダムもマスクちゃん |
ヘルメットもおしゃれです |
過激派ではありません |
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ホテルの部屋に戻ると、なんとサプライズが。
Happy Birthday ! |
夕飯はこちらのベトナム料理のレストランへ。 |
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←前日ベトナムの到着が
ベトナム産
奥に見えるタイガービールは |
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たまごスープ。ちょっと中華風 |
煎餅の上にトッピング |
空芯菜の炒め |
ここでもハッピーバースデイ! 同ツアーの皆さんがお祝いして下さいました。
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ベトナムチャーハン |
鶏のから揚げ |
お芋(?)のスープ |
ベトナム最後の夜です。 色々迷ったあげく、ここへやってきました。 カラベルホテルに場所を変え、 |
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ラテンバンドの演奏で、なんとE君がステージの上に。
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ベトナムの観光名所、統一大会堂に来ました。 (ここは旧大統領官邸です) |
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「統一大会堂」 |
会議室 |
閣議室 |
応接室 |
映画室 |
国賓の迎賓室 |
1975年4月30日 |
無血入場を果たした栄光の戦車 |
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大統領が脱出に使用したヘリ |
ベトナム解放に活躍した戦闘機 |
人民委員会庁舎前にて。 ホー・チ・ミン氏の銅像前で記念撮影です。 |
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後ろの銅像は、ベトナムで有名な
ホー・チ・ミン氏(1890-1969) |
サイゴン大教会 (聖母マリア教会) |
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19世紀末に建てられた 赤レンガ造りの教会。
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日曜のミサには熱心なクリスチャンでいっぱいになります。
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サイゴン大教会内部 ここでは必ず帽子を 脱がなければなりません。
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中央郵便局 |
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一見駅のようで、とても郵便局には見えません。
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サイゴン大会堂のすぐ隣の
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正面にはホーおじさんの肖像画が飾られています
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中央郵便局 デ 事件発生
某部長がベトナムの可愛い女性たちに
<帰国後 >
(→ イケメンは、年齢・国籍を問わず どこに行っても
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これこれ。 見てください。 女の子たちの、このスキンシップぶり! |
最終日の昼食です。
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フォー と言ってもHGではありません。(古いけど) |
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ベトナム最後の観光は クチトンネル遺跡を見学します。 ホーチミン市中心部から北西に 車で約90分の所にあるクチ区。 ベトナム戦争当時、解放戦線の 拠点が置かれていた場所です。
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ベトナム戦争では、アメリカ軍が度重なる空爆と 大量の枯葉剤を投下。 でも、このクチ区戦線拠点は、 総距離250㎞にも及ぶ 手掘りの地下トンネルが功を奏し 難攻不落の場所となりました。 クチ区が「鉄の三角地帯」と 呼ばれた所以がここにあります。 250㎞もある地下トンネル。 入口はこんなに狭くて小さい!
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身体の大きなアメリカ兵が侵入できないよう |
実際にクチトンネルにもぐらせていただきましょう。 狭くてかなり怖い体験です。
長身183㎝のY氏がトップバッターでトンネル体験!
フタをずらさないと入口が
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全開にしても
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うむむ~
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なんとか半分はいったけど
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フタをするのが
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ヒー! |
マッチョなE君も入ってみます。
見るからにギューギュー |
入れないとベトナム戦争で |
なんとか入れたけど |
K氏もいってみましょうか。
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サクっとすっぽり |
もそ もそ もそ |
ばぁ !! |
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これはトンネルの通気口。
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さて、これはなんでしょう?
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足を踏み入れると クルっと回り
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グサっ !!
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というわけで、落とし穴の数々 |
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STICKING TRAP
落ちて底に荷重がかかると、刃が
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CLIPPING ARMPIT TRAP
落ちた敵の脇を狙って刺さります
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FOLDING CHAIR TRAP
足を踏み入れるとガブリ
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ROLLING TRAP
獣狩りの罠のよう。
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ジャングルには、 これらの罠仕掛けが
すべての刃先にはこんな返しが |
さてこちらは爆弾小屋。 敵軍からたくさんの爆弾が 落とされました。
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不発弾から火薬を抜き取り 地雷や手りゅう弾に流用 したそう
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ベトナム兵の台所跡。 現在も使用されていました。 |
さて、程よくワイルドな気分になってきたところで、一行は実弾射撃を体験します。 |
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腹が減っては戦はできません。 戦場体験のシメは、兵士の主食 「キャッサバ」 を試食。 |
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戦時中は食糧難。 兵士の気持 ちになって食べてみます。 |
皮には毒があるそうですよ
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蒸してから皮をむき 塩でいただきます |
甘さ控えめのさつまいも のよう。 懐かしい味です |
腹ベトナムの「戦争の歴史」を肌で感じた一行は、それぞれの思いを胸に、クチトンネルを後にしました。
空港に向かうバスから、ダイソーを発見! |
郊外にウォータースライダーがありました。 |
夕飯に「ベトナム・フレンチ」を楽しみます ベトナムでフレンチ? はい。 ベトナムはフランス統治地代もあり、フランス料理も食文化のひとつに。 |
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まずはサラダ。キュービック |
お芋のような、かぼちゃの |
こちらはスズキのソテー。 |
メインディッシュは柔らかい |
デザートはバナナクレープ。 |
2泊3日の研修旅行 いよいよ帰国の時間です。 一行はベトナムの空港に到着しました。
ホーチミン市 タンソンニャット空港。
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市場で買ったマンゴスチンをほおばります。
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空港で通関手続き後、出国のフライト時間まで
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ビールは当然333
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6時間のフライトで、成田空港に到着! おかえりなさ~い(^-^)/~ |
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ワーク衡業のスタッフは愛妻家ぞろい。 携帯電話で、一番最初に無事の帰国を家に報告します。 |
今回のベトナム研修旅行では、
戦争の傷跡に触れ、その悲惨さを改めて学びました。
数々の戦いにもめげることなく、勝利を収めたベトナム人の
誇りと逞しさを感じて止みません。
町中を走るバイクの多さにも圧倒されましたが、
大混雑の中でも 道を譲り合う「ゆずりあいの精神」や、
運転中は安全を第一とする真面目な姿勢、礼儀正しい姿を垣間見ることが出来、
ベトナム国民の真摯なお人柄に心を動かされました。
日本人が深く共感できる何かがそこにあります。
今後日本もベトナムとの友好関係をさらに推し進めていくべきと
一行は思いを馳せ帰国致しました。2012年04月29日