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研修旅行 2011 -ソウル編-

 
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2011年 ワーク衡業の海外研修先は、お隣の国 韓国へ。 
正式には大韓民国といいます。
朝鮮半島の南側に位置する国で、首都はソウル。
韓国ドラマをキッカケに、数年前からグンと身近な国になりました。

韓国語は主に、記号の様なハングル文字を使い、一見複雑なように思えますが
文法は日本と全く一緒。単語さえ覚えてしまえば、だいたい言葉が通じます。

韓国の国旗は、青・赤・白・黒の4色から成ります。
中央に描かれている円は太極(宇宙)を表していることから
「太極旗(テグッキ)」とも呼ばれています。
 
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国旗の白地の部分は平和の精神を表し、
中心の円の太極は 陽(赤)と陰(青)、つまり
「太陽と月」 「積極と消極」 「善と悪」 「男性と女性」 等
万物創造には二重性をもって成されていることを意味しているそう。

また、4方向から太極円を囲む黒い線は、相対立しながらも調和する組み合わせで
「東西南北」 「父母兄妹」 「地水火木」 あるいは 「天地月日」 等を
表しているとも言われています。 奥が深いですね。
 
さて、それではワーク衡業の海外研修 「韓国ソウル編」 行ってみましょう!
 

 

成田空港にて 出発前 K・Y

※K・Yとは 「危険予知」 の意味で、
現場作業を行う前にプロとして必ず行う
安全確認のことです。
空気がなんとか・・・ではありませよ。
念のため (笑)

 

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ソウル到着後、早速 韓国の食文化に触れます。 日本人にも人気店の「明洞餃子」へ

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明洞餃子の人気の「カルックス」
日本人のお口によく合います。
優しい味なので、好みで卓上の
調味料を加えて食べます。

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これがお店の看板メニュー!
「餃子(マンドゥ)」見た目は小龍包。
ニラ・ひき肉タップリの餃子。
ボリューム満点で心躍ります。

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「チェジャミョン」
麺の上に、タップリかかった甘辛の
肉味噌を混ぜて食べます。
見た目ほど辛くありません。

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明洞餃子の鳥モモ。 何か物足り
ないのは味ではありません。原因は
ここのお店アルコール類が一切
無いから(笑) トホホ

 

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・・・ということで、
夜の明洞をさまよい、「栄養センター」にハシゴしてきました。
ここは参鶏湯(サムゲタン)で有名なお店です。

ようやく初日の夜を祝って乾杯しましょうか。
(一行はその後、飲むのと食べるのに夢中で
肝心な「参鶏湯」の写真を失念・・・。 笑)

 

ソウル市内の古民家の集落 「北村韓屋村」

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指定文化財となっていますが、 現在も住居として利用されています。

 

 

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道路は車一台通るのがやっとの広さ

 

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ガイドさんの案内で北村韓屋村を進んで行くと
足元にこんな表示が。
観光客にとても親切なアナウンスです。

PHOTO SPOTと促され
ここから写真を撮らないわけにはいきません。

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という訳で、 PHOTO SPOTから撮った景色

 

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まるでタイムスリップしたよう。 情緒ある風景が広がります。

 

光化門広場にて

後ろに見える巻貝のモニュメントは
韓国の有名な建築家が作成

誇らしげに語るガイドさんの話では
日本円にして3億円の費用がかったそうですよ

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手を入れても噛みません(笑)

ソウルのシンボル
「ヘチ」

 

ヘチの足元には、
ハングル・英語・日本語・中国語
の説明があります。

外国人観光客が多いのが
わかりますね!

 

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ヘチは正義と安全を守り幸せをもたらすそうな

 

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 あ。 (ふたりの視線の先が気になります)

 

その視線の先は・・・コレ!
15㎏デジタル台ハカリでした (*^-^)ノ

乾物屋さんで使用されていたこのハカリ
韓国の度量衡は日本と同じメートル法のようです。

でも表示の仕方は日本製と違います
見たところ、 おそらく左から
「商品の重さ」 「100gあたりの単価」 「総金額」
かな。 

 

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光化門広場を散策中に
韓国の小学生の一団と遭遇。

女の子は、大人顔負けのカジュアルファッションと
手には携帯電話。 どこの国も同じです。

立ち姿が凛々しい 李・舜臣 将軍の像。
秀吉軍を打ち破った韓国の英雄です。

遠くに見える山は青瓦台。 

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ハングル文字の発明者「世宗大王」

 

「世宗大王」は韓国教育文化に
多大な功績を挙げた名君。
なんとも優しいお顔立ちです。

でも、実は・・・
世宗大王のお顔、肖像画は存在せず
想像で描かれているそう(驚!)
よって紙幣の表情こそが政府公認
とのこと。 すごい発想です 

 

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世宗大王は 10000W紙幣に登場

世宗王時代には、ハングル文字の他に、これらのも作られていました。

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 日時計や

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 測雨計 (雨量計)

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 渾天儀 (天体儀)

 

徳寿宮(トクスグン)の正門 大漢門で
王宮守衛の交替式を見学します。

でも、この交替式
徳寿宮の古くからの伝承・・・というより
観光客向けのショー・パホーマンス

式を終えた守衛さんたちは、そそくさと退散。
去る足の早いこと早いこと(笑)

 

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「徳寿宮」の大漢門をくぐり中和殿へ。

徳寿宮は15世紀に建立。
高宗の時代に使われた王宮です。
その名の由来は、
「高宗の長寿」を願ったところから来たそうです

 

 


 

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「中和殿」入口。 愛らしい顔がお出迎え

 

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縁起がよさそうなので、

お願い事をしてみます。

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( ・・・このすっとぼけたショット )

 

 

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 「中和殿」の玉座

 

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今回の美人ガイド。ワークの誰かに似ています

 

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 屋根には魔除けの動物たち

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あ~ 疲れちゃった (左の魔除けを見ているようです)

 

 

午前中「徳寿宮」観光を終え、これからお待ちかねのランチタイム。
ガイドさんと別れ、完全なフリータイムとなりました。

ここからは、前もって約束していた現地韓国人の知人と合流。
案内してもらい、一行は明洞へ食事に向かいます。
楽しくなりそうですね!
 

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”お通し”は おかわり無料です

 

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日本ではめずらしい穀物盛り(笑)

 

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右の黄色いタレはどんな味かな

 

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サラダにもお肉

 

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待ち望んだプルコギ

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ユッケにも挑戦します

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シメはやっぱり麺で

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かっ・・・・辛そう!

 

この頃、日本ではユッケ等の生食肉の問題が多発しているところで、ここ韓国でも日本のユッケ騒動が
話題になっていました。 店員さんは 「韓国ノユッケは ゼッタイ アンゼン」と断言していましたが(笑)

 


 

 

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さて
この韓国メインの繁華街 「明洞」 (ミョンドン)。
例えるなら、渋谷と上野を一緒にして
ギュっと凝縮したような街です。

観光客ばかりでなく、現地韓国の方々も
学校の帰りや仕事帰りに、食事や買い物を楽しみに
来るので、夜はこの数倍賑わうそうな。

 

明洞にきたなら一度は食べておかないと。 名物のソフトクリーム。 ワークの少年たちが挑戦します(笑)

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あ! ソウルのバスに
日本の元プロ野球選手K氏の若かりし頃!?

...と思いきや

こちらは韓国の有名なサッカー選手だそう。

二度見するほどソックリです  

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夕飯を求めに夜の街に繰り出します。

今晩のメニューは何でしょう

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夕飯は仁川で山盛りの海鮮BBQ! この貝・貝・貝。

 

 

30分経過・・・

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食べても食べても ちっとも減りません(笑)

korea_parts002減っていくのはお酒ばかり・・・

(ゴメンなさい。 残してしまいました)

 

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 ソウルから南東約200㎞「丹陽」に移動。 丹陽は韓国知人
Mさんの故郷です。 おススメの居酒屋へやってきました

 

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本来マッコリはやかんに移してから飲むそう。
本場のマッコリは比べものならない程の美味しさ

 

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 イチオシの韓国モツ鍋! ダイナミックですね~

 

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程よく甘く・程よく辛く。 マッコリがすすみます

 

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お店で使われていたハカリ。
こんなに古いはかりでも、メモリはメートル法で
表示されていました。

韓国の伝統的な単位斤(グン)は
もう使われていないようです。

韓国の飲食店では「キムチ」を当たり前のように
食前に出してくれます。日本の「お通し」のよう。
キムチはおかわり自由です(^-^)

このキムチ、どのお店も独自に作っているので
辛いのもあれば、薄味のものもあり、味はオリジナル。
家用にお土産として買っていく韓国人もいるそう 

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韓国風に「栓抜きナシ」でビールを開けます

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コップにビールと真露をそっと注いで

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かき混ぜずにコップで「エイッ」と一突き

 


 

 

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丹陽の朝

韓国の生活の一部を垣間見れました。
町中のゴミを回収するゴミ収集車と職員。

トラックにしがみついて移動するスタッフの姿は
一昔前の日本でよく目にした懐かしい光景です。

昨日ドライブインで買った
ペットボトルのお茶。
ブレンドされている茶葉が
日本より一種類多いようですね(^^)

お味はいかがですか

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翌日の朝ごはん。
こんなにたくさんの小皿を
サービスで出してくれました。

朝食のテーブルにビールのようなものが
見えますが・・・ 気のせいですね。

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 これが朝のメイン。 グツグツすることマグマのごとし

 

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 しかし朝から究極の辛さです。 これが韓国パワー

 

漢方かな。薬膳かな。 お店の棚には
オリジナルの薬草が漬けてありました。
何やら理科の実験室のようです。

秘伝のお酒、身体に良さそう!

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 しっかり朝ごはんを食べたところで
今日は丹陽の観光名所でもある
鍾乳洞に「古藪洞窟」にやってきました。

 


 

ここ古藪洞窟は、日本の秋吉をしのぐ規模。

アップダウンがきつく、螺旋階段などを利用し
50m程の高低差を上り下りします。
(軽い気持ちで入った一行はヘトヘト。 汗だくです)

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 韓流スターに負けてません。ワークのイケメンユニット

(決して4人の日本兵の心霊写真ではありません)

 

鍾乳洞で汗をかいた後に、マッコリで喉を潤します。
このマッコリは薬用ニンジン入り。

 

 さて。 マッコリの隣にある茶色の食べ物。
このぷるぷるとした不思議なお料理はなんでしょう
一見こんにゃくのような、 葛餅のような・・・

 

なんと日本ではめずらしい"どんぐり"料理。
どんぐりの粉を煮てゼリー状に固めたもの。 これ自体では無味なので
ニンニクやネギなどの薬味と一緒に調理されます

 


 
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韓国では日常的に食べられている郷土料理の「トトリムク」

 

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丹陽にある韓国一番のお寺 「小白山救仁寺」
韓国の天台宗の総本山です。
ここでは外国人の姿はほとんど見られませんでした。

1996年日本の比叡山延暦寺で行われた
「天台大師1400年大遠忌法要」
日・中・韓の三国天台宗が歴史上初めて一堂に会し
世界平和を祈願したそうです。

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寺院では、大勢の信者がボランティアとして

 

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僧侶の食事の支度をしています。

 

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さて、「小白山救仁寺」から車で1時間。
韓国人の知人Mさんのお宅にやってきました。

こちらはMさんのお母様が自宅で作っている薬膳酒。
6畳程の広さの部屋に所狭しと保存されていました。
様々な琥珀色の輝きは、まるで美術館の様です。

おもてなし料理「サムギャプサル」をご用意して
下さいました。ありがとうございます!!
(サムギャプサルとは豚の三枚肉の焼肉)

それにしても見てください。 この量!
ボリューム満点。 樽いっぱいのお肉です。

テンションがさらに高まります(笑) 

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それにしてもお酒がとっても美味しくて
ついにはボトルを1本あけてしましました。

食前酒のボトルを1本空けたのは
我々が初めてだそうです。

・・・本当にすみません。

韓国焼肉サムギョプサルは
山菜などの色々な野菜に包んで食べるのが流儀。

これらのお野菜たちもMさんのお母さんが
育てているそう。 新鮮そのものですね!

野菜たっぷりでなんだか健康になった気分です。
(しかも健康酒もたらふく頂いていますし・・・)笑

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日本で言うところの焼肉のタレはなく
味付けは自家製キムチと自家製ミソで頂きます。
まさに家庭の味。 お味はいうまでもありません。

 

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薬味のニンニクや
青とうがらしも
全部手作りです。
本当に美味しそう!

お腹いっぱいご馳走になった一行は
今度は韓国大浴場に向かいます。
移動は高速道路を利用しましょう。


おやおや?
韓国の高速道路に日本では見られない
サービスがありました。

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高速道路のパーキングに
誰でも自由に使える
車いすが設置されています。

 


 


韓国の田舎町のチムジルバン
(大浴場)にやってきました。
ここで韓国式垢すりを体験します。

不注意からⅠ部長が浴衣を返却カゴに
戻してしまい、再貸し出しは有料とのこと。
カタコトの日本語を話す番台のおじさんが
我々が日本人だとわかると
昔、日本人に大変お世話になったと言って
なんと自分のポケットからお金を払い
浴衣を再貸出ししてくれました。
その好意に大感激!

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※テレビでは日本の津波のニュースが流れていました

 

 


 

 

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いよいよ最後の夜。 東大門の屋台で一杯。
…のつもりが、どうやら朝まで語り明かしたそう。
眠らない街「東大門」で、ワークのメンバーも韓国人に
負けず劣らずのパワーです。

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朝方のつまみがコレ↑ 笑

 

そして翌朝。

いよいよ帰国です。
早朝、仁川空港に向かいます。

朝もやに包まれながら、
優しくも力強い韓国の太陽が
空港まで見送ってくれました。

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今回の研修旅行は、韓国人の知人の案内で
ソウルのみならず、南東部の丹陽まで足を延ばし
パッケージツアーでは味わえない「リアル韓国」を肌で
感じることが出来ました。
ごく普通の韓国人が、ごく普通に暮らす生活圏に足を踏み入れ、
直接会話を交わし交流できたことは、何よりも貴重な体験となりました。

2011年05月29日