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研修旅行 2018 -新潟 佐渡島編-
ワーク衡業 研修旅行 2018
国内編 ~佐渡~
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2018年度の研修旅行は佐渡島へ。
今回お世話になったのはJTBさんの国内旅。 佐渡は伝統文化・芸術・食・自然・など ”日本がここに全部凝縮 ”と 言われています。朱鷺(とき)の飼育保護でも有名ですね。 |
東京駅から新潟駅まで新幹線でおよそ2時間20分。そして新潟駅からバスで新潟港へ。 そこから高速船 (ジェットフォイル)に乗り約1時間程で、佐渡島「両津港」に到着します。
さぁ それでは出発です! |
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2018年5月31日 東京駅 朝8:00に集合しました。これから上越新幹線で新潟へ~ | ||
8:52発「Maxとき309号」に乗ります | さっそく大盛り上がり | 研修旅行というより、もはや修学旅行 |
11:13 無事に新潟駅に到着 | 新潟港までバスで移動します | @新潟港。出港前に腹ごしらえ |
ここでもカンパイ
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→ ガッツリから
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→ ヘルシーまで
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それぞれのチョイスに個性が出ます | 仕上げのデザート | (・・・おいしそう) |
これから乗るジェットフォイル | 座席も決まっています。2階の席ですよ |
高速船の船内はとっても快適 |
また飲んでる~ | よっ!見えてきました | 佐渡島「両津港」に無事到着 |
(千鳥足じゃないかな) |
佐渡と言えばこの踊りでお出迎え |
あ、マンホール! かわいい |
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サドッキーさんがお出迎え |
これから佐渡芸能を楽しみます | これが本場です |
「佐渡おけさ講習」で体験 |
講習参加者にはご褒美が(^O^) | 迫力満点の鬼太鼓 |
JTBさんの盛りだくさんの楽しいイベントは小一時間ほどで終了。旅行者を温かく送り出して下さいました。 |
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今回お世話になる宿は
ホテル ニュー桂さん
お庭もとっても素敵です |
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さっそく夕飯タイム~ | ペーパーマットには杜氏さん紹介 | |
どれどれ 夕飯はどんなメニューかな |
さぁ それでは、佐渡に乾杯っ! | カンパーイ(^^) |
佐渡は海鮮がとっても美味しい | プリプリのサザエ | 柿は佐渡の特産品だそう |
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新幹線・バス・船。 今日は長時間 移動で さぞかしお疲れでしょう。 ・・・と言っても
この様子だと宴会は部屋でも まだまだ続きそう(笑) |
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仲良く布団を並べて、本当に修学旅行みたい(笑) | 明日に備えて早めに休んで下さいね | |
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佐渡 2日目 |
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おはようございます!よく眠れたかな |
2日目の朝ごはんは和食バイキング。 元気にモリモリ食べて下さいよ~ |
今日はホテルから時計と反対周りの、内海府から 外海付海岸を通るコースで観光します。 佐渡は 日本一の金山をはじめ、国定公園や 神が宿ると 言われている岩がたくさん。雨と予報されて いた今日のお天気も、なんとか曇り空で持ち 堪えています!
朝ごはんをしっかり食べ終えたところで、さぁ それでは佐渡島北部を目指し出発しましょう。
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国定 ”佐渡弥彦米山公園” | 「二つ亀」の岩が見えてきました | 佐渡に咲く花「キバナカンゾウ」 |
キバナカンゾウは、今が開花シーズン真っ只中。超ラッキー! |
バナカンゾウは、日本では佐渡と 山形県のごく一部の地域にのみ生育 するユリ科の植物。黄色いその姿は 可愛いらしくもありエレガント。 一緒に写るワークのメンバーも、 可憐に見えま・・・ (す)
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一枚岩からなる「大野亀」 |
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なるほど亀 | なるほど なるほど亀 | やっぱり食べちゃうコレ |
続いては佐渡の伝統工芸のひとつ「無名異焼」の窯元を訪問します |
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お邪魔するのは「玉堂窯元」さん | 佐渡はこんなに赤い陶土。鉄が多く含まれているからなんです |
佐渡金銀山のから産出される鉱物は、酸化鉄が豊富に含まれていて その土が「無名異 (むみょうい)」と呼ばれるそう。 その無名異を陶土に混ぜて、高温焼成された陶器が「無名異焼」
子供たちが陶芸体験をしていました |
普通の陶器は、焼きあがる頃の サイズが粘土の状態と比べると 10~15%程収縮するのに対し、 この無名異焼は30%程も収縮。 つまり、とっても固くて丈夫な 陶器に出来上がります。無名異焼 を叩くと澄んだ金属音がするそう。 (固い陶器だけが出せる特有の音デス) |
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夫婦岩で有名な 夕陽の美しい海岸。 でも、ランチタイムに立寄ります(笑)
さぁ ここでお昼ご飯にしましょう
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キラーン (☆▽☆)
どんよりしたグレーの空とは対照的な華やかさ。 まさに海の宝石箱~っ! |
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写真を撮るのももどかしい。早く食べよ | 昼夜を問わずに宴会モード | ここでもデザートに柿をいただきます |
宝石を食べ終わると晴天に!これから 海中公園(尖閣湾)を散策します。
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グラスボートで尖閣湾を遊覧
おぉ! よく見える
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魚たちから、こんな風に見えている のでしょう。さぞかし愉快なハズ
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ここは映画「君の名は」のロケ地にも なった場所。 見事な景観です。
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覗くの大好き。どれどれ
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すごい透明度。日本とは思えません
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昭和7年に文部省天然記念物調査委員の理学博士が調査にこの地を訪れ 「天下の絶景」と称賛。世界一と言われているノルウェイのハルダンゲル峡湾の 景勝に勝るとも劣らず、との高い評価を得たそう。 その後ここは「尖閣湾」と命名され、昭和9年 文部省より名勝地に指定されました。
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サドガシマン登場~ | 写真中央に「遊仙橋」通称まちこ橋 |
ハルキとマチコ に ヒロキとユウコ |
コシヒカリを使った越後ビール | また美味しそうなの食べてる~ | ゴージャスすぎるプチ宴会 |
お次は佐渡の民具資料館 |
あった あった。ハカリの数々 | なんて機能的!携帯用ハカリ |
こちらは天秤の元祖「さおばかり」 | 魚の寿命? 興味深い資料ですよ | なるほど。イカは短命、長寿は鯛 |
やってきました 佐渡金山
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佐渡は日本最大の金銀山。江戸時代、 幕府の財政を支えたばかりか 近代の 日本経済発展にまで 大いに貢献して きました。資源枯渇により操業を停止 したのはなんと平成元年。最近まで 稼働していたのですね。 平成元年を最近と思うかどうかは、 別と致しまして
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入場券まで金ピカです
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採掘作業が忠実に再現 | 管理の一切は幕府の管轄です | 金を江戸に運んだ徳川御紋の船 |
高い測量技術で金坑が作られました | 金の重さを測るハカリ | 精密さは今も変わりません |
小さな口から金塊を素手で30秒以内に 取り出すコーナーがありました。 成功者は金箔のカードがもらえるそう。 ワークのメンバーは、昨日JTBさんの イベントで7㎏の塊を取り出す練習に 成功しています。 自信をもってチャレンジして下さい。
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本物の金塊を素手で触れるチャンスは めったにありません。重さ12.5kg。 価格にして6,000万円ですって!
本物の金塊は予想以上にずっしり。 片手で持ち上げるどころか握るのも 大変。過去に2251名が成功していま すが今回は成功ならず。残念! |
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帰りは大佐渡スカイラインで絶景ドライブ | 途中で佐渡牛乳を頂きます | 牛乳までトキ仕様 |
テクテクと自然豊かな田んぼ道を歩きます。 |
というのも、運が良ければ田んぼでトキがみられるそう |
トキ いるかなぁ・・・ | あ。 黒いポッチが! あれトキかな |
トキいた~~~。今日はツイています! TVで見るのとは大違い。 悠々と空を飛んでいます。 |
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夕方の優しい光を浴びて 仲良く買い出しに | 親子のよう。でもどっちがお父さんかワカラナイ |
まもなく夕飯ですよ。間食しないでね | 豪華メニューに大盛り上がり | 佐渡コシヒカリの和食膳です |
さぁ 召し上がれ! |
1人1杯の紅ズワイガニ。大きい!! |
プリップリの牡蠣 |
甘エビ。佐渡では南蛮エビと呼ばれます | 肉厚のお刺身!ダイナミック | カニの身は上手にほぐせました |
さて。 部屋に戻ってからも宴会が続いたのでしょうか。 夕食を終えてからの写真が1枚もありません(笑) 研修旅行の最後の夜ですもんね! みなさん大いに盛り上がって下さい。
いよいよ最終日の明日は、佐渡の名物「たらい舟」を体験します。 船酔いならぬ、二日酔いには十分注意してくださいよ。 |
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佐渡 3日目 (最終日)
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おはようございます! この朝食は誰のチョイスかな | しっかり召し上がってください |
お世話になった宿を後にして、 一行はこれから、佐渡の名物 たらい舟を体験をしに小木港へ。 小木港は佐渡島の最南端にあります。
どんな珍体験になるのでしょうか |
力屋観光汽船さんの乗船チケット
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たらい船は現在も佐渡の「磯ねぎ漁」 に使われています。磯ねぎ漁とは、 海女さんが箱眼鏡で水中を覗き込み サザエやアワビ、ワカメ等の魚介を 採取する猟法のこと。佐渡の海岸は 岩礁が多いため、安定し小回りの 効く漁舟をと改良に改良を重ねた結果 現在の「たらい」が考案されました。
磯ねぎ漁師は年々高齢化が進行。 後継者が少なくなっているそうです。 |
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たらいは積載500kgまで大丈夫 | 4人乗ってもへっちゃらです |
でも 怖そうに乗ってる人が1人 |
バランスを取って立ち上がります | 櫂(かい)を上手にあやつれるかな | アレ。意外にみんな上手!! |
海に落ちる人が誰もいなかったのはチョット残念ではありますが、貴重なたらい体験を 楽しんだ後、佐渡島の最西端「長寿ケ橋」「沢崎鼻灯台」までやってきました。
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海上にかかる「長者ケ橋」
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長者ケ橋は佐渡で暮らす人々の交通を劇的に飛躍させたそう。 冬の厳しい季節風で高波が何度も襲い施工は難を極めました |
佐渡の素晴らしさが凝縮された1枚 |
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沢崎鼻灯台は昭和3年に建設、昭和62年に 建替えられたそう。現在は2代目ですね! 本土の直江津港から ここ佐渡島の小木港へ 入る船舶の安全に今も役立っています。 |
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これが佐渡でも有名な「人面岩」 | (拡大) ココが人面デ~ス | ソフトクリーム越しの「人面人」はコチラ |
「歴史伝説館」にやってきました。 佐渡を知るのにここは必見です
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おじいさんとおばあさんが(人形)が 佐渡の歴史をユーモラスに語ります
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この姫は佐渡でお生まれになった 順徳天皇の第一皇女「慶子女皇」
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『佐渡おけさ』伝説。 由来は諸説あります。ここ伝説館の お話では「おけさ」は若くて可愛い 女性芸者のこと。でもその正体は 猫ちゃん。 (おけさは猫の名前なんですね!)
猫が貧しい飼い主の窮状を助ける為、 可憐な乙女に変身。見事な芸者と なって江戸で踊唄を披露し、云々 ・・・というお話です。 |
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佐渡の歴史を学んだところで そろそろお腹が空いてきました。 今日のランチは佐渡の家庭料理!
それにしても やっぱり佐渡は お米がおいしい。 かやくごはんと一緒に出てきたのは シャキシャキわかめの手打そば、 切り身の焼魚、そして小付けが数種。 とってもおいしくいただきました。 |
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お次は「妙宣寺」 新潟県内で唯一の五重搭があります。 日光東照宮を模して造られたこの 五重塔は江戸時代後期に建立。
鎌倉時代中期、北条時宗の勘気に 触れ佐渡に流罪となった日蓮聖人。 日蓮宗の宗祖です。 |
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日蓮の配流は1271年から3年間
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建立に約90年かかった五重塔
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国の重要文化財とされています
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トキの森公園にやって来ました
「トキの森公園」 ここはトキの剥製などを展示する 資料館や自然に近い生息環境で飼育 されたトキが間近に見られる公園。 トキの繁殖や飼育が行われ、園内の 立入禁止エリアでは、採餌・巣作り 等 トキの生態を研究する保護施設 があります。行ってみましょう |
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サドッキーちゃん こんにちは | ここでもお出迎えしてくれました | あ!こんな所にもトキが |
園内のポストまでトキ!
本物のトキは、体は白色ですが 繁殖期はグレーになるそうです
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トキが国際保護鳥に指定されたのは 1960年の事。日本に残された数羽の トキの保護繁殖はどれも失敗、野生 のトキ「キン」が死亡した2003年に 日本生息のトキが絶滅しました。
その後、中国から贈呈されたトキを 繁殖。佐渡の自然に放鳥する試みが なされました。放鳥トキは野生で 少しずつ繁殖。現在ではその数を 増やしています。 |
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太陽も傾いてきました。そろそろ東京へ戻る時間が迫り、充実感と寂しさが押し寄せます。 両津港 ⇔ 新潟港 は、行きはジェットフォイルに乗りましたが 帰りはフェリーで
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おーい かもめ~
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手から食べるかな
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やった!ナイスキャッチ
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こっちにも来て
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写真うまく撮れるかな
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禁煙室ではなくて「禁酒室」の表記が
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もちろん ここでもカンパ~イ 事故なく過ごせたことに感謝!
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フェリーの乗車時間は約2時間半。 ジェットフォイルの倍かかりますが
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その分 長く宴会が楽しめます(笑) ニンマリ
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18:35 無事に新潟港に到着
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JTBさんの添乗員さんとは ここでお別れです。 今回大変お世話になり 本当にありがとうございました。 |
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新幹線に乗る前に夕飯 @新潟駅 |
丼ものとお蕎麦のセットを頂きます | これは何丼なんだろう |
新潟最後のシュワシュワです。 と言っても、帰りの新幹線でも きっと宴会ですね! |
3日間の研修旅行、最後の最後までみんなこの笑顔! |
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新潟駅20:20発の新幹線 " MAXとき " 348号で 東京に帰ります。東京駅到着予定は22:28。 チョット遅い時間ですね。みんな大丈夫かな
帰りの車内でも宴会と思いきや、さすがに クタクタだったようです。 いつも元気いっぱいの メンバーも子供のようにぐっすり夢の中。 (見たくないけど 寝顔の写真しかありません)笑 みなさん 本当にお疲れ様でした!
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おさらい
「佐渡という島をよく知ろう!」
佐渡島と書いて「さどがしま」 暖流と寒流が対流するところに位置しているので海の幸が豊富。 牡蠣の養殖が盛んなところでもあります。おまけにお米もおいしい。 江戸時代に幕府を支えた日本一の金山あり、 尖閣湾や小木半島といった 地形にも恵まれ etc etc・・・
そんな豊かな島「佐渡」ですが その昔は流罪の地、 いわゆる「島流しの刑」で送られる島でもありました。 罪人は決して悪人のみとは限らず、政治的・思想的理由で その時代背景により やむなく刑を受ける身分の高い配流者も。 佐渡は、貴族文化・武家文化・町人文化が融合し生活に根付き 独自の豊かな文化へと育っていきました。
その中の一つが「能楽」。 畑作業で農民や子供までもが能を口ずさんだりするほど。 これほどまでに 庶民の間に能が広まった地は 大変珍しいことです。 現在、能舞台は日本全国のうち 1/3が佐渡にあります。
佐渡にはまだまだ沢山の魅力が。 知れば知るほど もっと知りたくなる「佐渡島」
ワーク衡業のメンバーは 佐渡の歴史に触れ日本の幸せを再認識。 心に大きなお土産をもらって 東京へ戻って参りました。
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2018年07月06日